表題: | [ism-study.16] Re^2: On the "Person" etc. [PS] |
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投稿者: | 今井 祐之 |
投稿日時: | 1999/08/02 15:14:49 |
修正日時: | -- |
表題: | [ism-study.15] Re^2: On the "Person" etc. |
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投稿者: | 今井 祐之 |
投稿日時: | 1999/08/02 11:57:59 |
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ちょっと補足です。俺は“[ism-study.15] Re^2: On the "Person" etc.” (1999/08/02 11:57)の中で,── >マルクスはその学問的営為の初期において類的本質(『経哲草稿』)──あ >るいは共同本質(『ミル評注』)──という名辞をよく用いています。ところ >が,ある時点から,彼はこれを全く使わなくなるのです。 と申し上げました。「共同本質」(Gemeinwesen)という言葉それ自体は,例 えば『経済学批判要綱』にも頻出するのですね。ですが,その場合の用法とい うのは,俺の理論構造に即して言うと,あくまでも既に現出してしまった共同 本質──もっと直接的に言うと,貨幣(もちろん資本としての貨幣をも含む) ──であって,これから現出するべき共同本質ではないのです。 誤解を招きかねない表現なので,ちょっと補足しておきました。